呼吸する内装建材 INAX エコカラットをご紹介

エコカラットの機能を十分に発揮していただく為には

エコカラット施工のお部屋では必要以上の加湿はお避けください

過度の加湿を行いますと、エコカラット本来の機能が発揮されにくくなりますのでご注意ください。また、加湿器などで直接水蒸気をあてるのはお避けください。

エコカラットは、ある程度の換気が必要となります

よく晴れた日や乾燥した日などには、換気をすることをおすすめします。それにより、エコカラットの機能がより発揮されます。湿気や有害化学物質の排除には、換気の活用も有効といわれています。

化学物質を揮発する可能性のあるものをなるべく身のまわりから減らしてください

建材以外にも、さまざまなものから化学物質は揮発するといわれています。揮発量がエコカラットの吸着能力を超えますと、十分な機能が発揮されませんのでご注意ください。

エコカラット使用にあたって注意する事

エコカラット施工後、2-3週間はこまめに換気しましょう

エコカラット施工後しばらくは、接着剤の水分が室内に放出され、室内湿度が高くなります。
十分な換気をしないで使用すると、エコカラットの効果を実感できません。

先端のとがったもので、ひっかかないでください

表面に傷がつき、ヒビが入る事があります。
傷やヒビが入っていては、せっかくのエコカラットも台無しです。
施工店に相談してみましょう。
エココークと言う補修や隙間を埋める物もありますが、逆に補修箇所目立ったり、汚れの原因にもなりますので、目立つ場所へのご使用は注意が必要です。

衣類・カーテンなどが、表面に強くこすれないようご注意ください

エコカラットの種類によっては、凹凸があるものや、表面がざらざらしているものもありますので、布地をいためる事もあります。

フックやビスを金づちなどで打ち込まないでください

直接打ち込みますと、割れなど破損の原因になります。
フックやビスの取付けには、電動ドリルなどで下穴を開けて作業します。
エコカラットに穴を開けたくない方は、はじめからピクチャーレールを利用して施工してもらうのが適切です。
詳しくは施工店にご相談ください。

エコカラットのお手入れ方法(日頃のお手入れ)

「エコカラット」のメンテナンスは、乾いた布または固く絞ったきれいな布による拭き取りが基本です。水をよく吸いますので、水洗いは避けてください。メンテナンスの頻度は、タイルと同様で結構です。手あか汚れ程度なら、プラスチック消しゴムで除去できる場合もあります。
クロスや木材に比べてヤニは付きにくく、目立ちにくい素材ですが、喫煙頻度に応じて固く絞ったきれいな布によるからぶきをおすすめします。
凹凸のあるエコカラットなどの種類では、ハタキやブラシも効果的です。その場合、細かな粕が落ちますが、製造過程で出来たバリによるもので特に問題はありません

エコカラットのお手入れ方法(注意が必要な汚れ)

付いたら取りにくい汚れがありますので、ご注意ください。
口紅
水性ぺん油性ペン
毛染め液


この他、クレヨン、樹脂等、練り物でできた物の汚れ
墨汁、絵具、ソース、醤油、油など、液体等は汚れが取りにくくなります。

エコカラットのお手入れ方法(汚れ別のお手入れ)

コーヒー・お茶・ケチャップ・マヨネーズ・しょうゆ・ソース

(1)ケチャップなど付着物がある場合は、湿らせた綿棒などで付着物を除去します。
(2)塩素系漂白剤(原液)を綿棒などでたたくように塗ります。
(3)1日程度置くと薄くなります。
※汚れが残っていれば(1)~(3)を繰り返します。



歯みがき粉

(1)付着物をプラスチックヘラや歯ブラシでできるだけ取ります。
(2)プラスチック消しゴムで擦り取ります。
(3)固く絞ったきれいなぞうきんや水で湿らせた綿棒でふきます。
(4)汚れが取れるまで(2)(3)を繰り返します。


小便の飛沫

(1)付着物が乾いてから、塩素系漂白剤(原液)を綿棒に浸して、汚れ部分にたたくように塗ります。
(2)1日程度置くと薄くなります。
※汚れが残っていれば(1)(2)を繰り返します。


トイレ用洗剤

(1)塩素系漂白剤(原液)を綿棒などでたたくように塗ります。
(2)1日程度置くと薄くなります。
※汚れが残っていれば(1)(2)を繰り返します。

Attention.pngタバコのヤニは、黄色くなるまでこびり付くと取り除くことが難しくなります。こまめなお手入れをおすすめします。
ひどい汚れや、汚れてから長時間経過したものは、上記の方法でも落ちない場合があります。
汚れの状態によっては十分に取れず、かえって汚れが広がる場合もあります。まずは目立たない場所で確認してください。
洗剤・漂白剤をご使用の際は、使用上の注意をあらかじめよく読んでからご使用ください。

エコカラットを施工する際、そのお部屋の用途や使用環境なども考慮したうえで、お色や種類を決めましょう。
経験豊富なプランナーや施工店に相談してみましょう。